花粉症もとてもつらいけど、薬で眠くなるのもとってもつらい!
花粉症の薬からくる眠気って、普段寝不足なんかで眠いよりも、なんかもう意識を冥界に持って行かれているんじゃないかってくらい眠いです。
仕事や学業に支障が出るだけではなく、車の運転など命の危険にまでさらされるとあれば、軽視できない問題です。眠気対策をしていきましょう。
花粉症の眠気の原因は?
そもそもなぜ花粉症の薬は眠気を引き起こすのかというと、花粉症薬は抗ヒスタミン剤と言われ、これはアレルギーを引き起こすヒスタミンに効果があります。
しかしこのヒスタミンは、脳の中では脳を活性化する働きもあり、この作用が阻害されてしまうために、眠気が引き起こされます。
だいたいの人が、花粉症の薬を飲むと「眠くなる」と感じますが、本当はこれは「眠気」ではなく、脳の判断力、思考などの能率が下がるというのが正しいのです。
花粉症の薬を飲むと、だるさを感じるというのも、これが原因です。
いわゆる、パフォーマンス力の低下です。
実際、薬の注意事項には、精密作業や運転は控えるようにと書かれているものもあります。
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花粉症の眠気対策のおすすめは?
対策としては、第二世代の抗ヒスタミン剤を飲むこと。
「アレグラ」「クラリチン」は、この中でもパフォーマンス力の低下が少ないとされています。
お仕事で精密作業をする方、車の運転をせざるを得ない方は、病院を受診した際に医師に相談してみてください。
市販薬だと、「アレグラFX」が比較的、パフォーマンス力の低下が低いとされていますが、個人差があるので絶対に眠くならない!というわけではありません、あしからず。
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他には、1日1錠で効果のある薬えお、寝る前に飲む。
ザイザルは1日1錠でいいので、寝る前に飲むと日中に支障はありませんでした。これも体質などの個人差があるので、医師に相談してみてください。
あとは、飲み薬を飲まいない。
飲み薬ではなく、点鼻薬などの外用薬を使用することです。
薬を飲まない対策としては、体質改善です。
花粉症の症状を悪化させる、タバコ、お酒を控え、充分な睡眠と規則正しい生活をすることで症状を和らげる方法です。
これは時間もかかりますし、花粉症の症状が劇的になくなるというわけではないですが、長いスパンで試してみると、健康にもいいし、他の症状にも効果がありそうです。
いやもう酒もタバコもやめられねぇ!俺の生きがいなんだ!って方には、サプリメントはどうでしょうか。
甜茶やシソの実のサプリメントをシーズン前から摂取することで、花粉症の症状を緩和できると言われています。
できれば薬は飲みたくないですが、うまくつきあうことで花粉症も眠気やだるさにも悩まされずに過ごしたいですね。